みなさん、こんにちは。つるぴか和尚です。
今回は『心をひらく あなたの人生を変える松下幸之助』という本を読んだので、感想を書いていきます。
このような啓発本を初めて読んだ本が、高校生ぐらいの時に買った松下幸之助著『道をひらく』という本でした。
それ以来、松下幸之助の考え方が好きになり、何か悲しい出来事やもやもやする時なんかに考え方を思い出していました。
なにが当時心に刺さったのか、よくわかりませんが、おそらく小卒からパナソニックの大社長になったということがカッコいい!!とか、
本に書いていた内容が案外俺でも実行できそうとか、自分の性格とかに当てはまってるんじゃない?とか思って勝手に親近感が湧き(全然違うのに。。。)読んでたと思います。
そして、最近になって働き方、人生における大事な考え方を解説している、ジェームズスキャナーさんをYouTubeで発見!
この方、本当に魅力ある人だというのが動画からムンムン出ていました。
ジェームズさんが松下幸之助の考え方を色々な動画で解説をしていたので、
改めて松下幸之助の考え方を聞き、あれ、やっぱり自分に多く当てはまってるかもと感じ(何も成長を遂げてない)、もう一回読もうと思いました。
これがこの本との出会いでした。
参考:「業務量はそのままて、残業時間を減らす為にはどうすれば良いか - James Skinner (ジェームス・スキナー)」
https://www.youtube.com/watch?v=9gzVc8XZERQ
大事なのは3つの心をひらくこと
この本で最初から最後まで語られているのが、3つの心、「自分の心」「人の心」「社会の心」、これらに訴えかけそれぞれのこころを開いていくことが大事ということです。
「心をひらく」とは素直になるということだと書かれています。自分の心に素直になる。他人の心に素直になる。社会の心に素直になる。
簡単に書いてあるけど、素直になるって難しい。。。
様々な感情が心の中にあるから、自分が望んでいることがわからなくなったり、したいことなのに反発してやめたり、無視してしまったり。
他の人や社会が望んでいることに対しても、謙虚に向き合うことが難しかったりする時があります。
怒り、憎しみ、憎悪、嫉妬、妬み、恐怖、不安、これらはすべて頭の中で思い描く幻覚・錯覚なのであり、自分で作り上げている精神病。
『心をひらく あなたの人生を変える松下幸之助』
でも、その多くの感情は、素の感情ではなく自分で作り上げているんやと知りました!
精神病と思えば少しは、これらの感情が沸き起こった時にもうちょっと楽に整理することができるかもしれない。
自分の心をひらくということは、その心をくもりのない状態で保つということ。心の曇りが生じるのは、自分のベストを尽くさなかったときと人を傷つけたとき。
『心をひらく あなたの人生を変える松下幸之助』
この2つ!めちゃくちゃグサッと来た!
つまり、負の感情は自分で作り上げているから無視をして、自分がすべきことに耳を傾ける。そして実行する。他人や社会の声に対しても、くもりのない状態で聞き理解することが大事。そして、もし誰かを傷つける行為をした場合、いやぁな気持ちになったりして心をが曇るから、精一杯人を傷つけないようにすることが大事。三方良しの考え方とかやっぱり大事なんやなと改めて理解しました。
「素直」。この本を読んでめちゃくちゃ大事な言葉、心構えだと知りました。自分がなりたい姿に必要な言葉のように感じました。ただ今の自分から素直な自分になる道のりは長いということも知り、大変やなぁとも思いました。
実践あるのみですね!